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ネック形状とフレットについて

ネック断面形状

大まかには以下のように分類されることが多いですが、どれが弾きやすいかは、個人的な好みによるところが大きいです。

指板R

クラッシックギター以外のギター、ベースでは、弦を押さえやすくするために指板表面が曲面になっています。どの程度の曲面になっているか、その半径(mm)を指板Rと呼んでいます。
ギターの場合、指板Rは 180~350mm くらいになっており、この数字が小さいとネックを握りやすい反面、チョーキングをした際に音が詰まりやすくなる等のデメリットもあります。
ベースの場合は、250~1000mm くらいで、4弦⇒5弦⇒6弦 と弦の数が増えるに従ってRを大きく(指板面を平らに)しているメーカーが多いです。

Rooftop Model 1 では R350mm, Model 2 では R250mm と標準的なRに設定しています。

フレットサイズ

チョーキングやプリングオフがしやすいのは高めのフレット、スライドがしやすいのは低めのフレット、とは言えると思います。ただ、フレットは指板に打ち込んで完成、というものではなく、指板全長に渡ってその高さと形状をきれいに揃える必要があります。
フレットサイズの違いがわずかであれば、フレットを調整する人の技術の方が、弾きやすさや音程の正確さに影響すると考えて良い思います。

フレットの材質

一般的なのは洋白とステンレスの2種類です。
洋白は銅、亜鉛、ニッケルの合金で ジャーマンシルバー (German Silver) とかニッケルシルバー (Nickel Silver) とも呼ばれています。フレット打ちやフレット調整の作業がしやすく、音色もバランスがとれているので、広く使われています。
一方、ステンレスは鉄とクロム(通常ニッケルも含みます)の合金で、様々な種類がありますが、洋白よりは硬度があるので音色的にもやや硬めの印象になります。錆びにくく摩耗しにくいので、きれいな外観で長持ちするというメリットがあります。
洋白にもステンレスにも多くの種類があるので、フレットメーカーによってもフレットの硬度は異なります。

Rooftop Model 1, Model 2 では、洋白製のミディアムサイズのフレットを採用しています。